2007年03月29日

日々是修行也

まな板の上には活きの良いさんまがあります。包丁を構えたジジの目が光り、包丁を振り下ろす。まわりの見習いにゃんこ達からは「おおっ」という声があがり、すばやい手つきで包丁が右に左に舞い踊ります。コトリと包丁を置き「終わりにゃした」ジジは親方に目を向け、まな板ごとさんまを差し出します。「・・・まだまだだにゃ。これじゃあ、お客にゃまには出せないにゃ」「にゃ、にゃんでですか?こんなにキレイに・・・」「器用なのは認める。しかし、答えが知りたかったら自分で食べてみるにゃ」「(ぱくっ)・・・!?ボクが未熟でしにゃ」たしかにそのさんまのお刺身はお客にゃまには出せない代物でした。なぜなら、全部の切り身が繋がっているからなのです。ジジの包丁が作った物は「さんまのお刺身」ではなく「さんまのお刺身いか刺身風」だったのです。ジジが食べようとしっぽの辺りをくわえたら、そのままでろでろ〜っと頭まで繋がっていたのでした。魚の活きと職人の技を重んじる、さか〜にゃではジジとはいえ、まだまだ見習いなのでした。しかし、素質のあるにゃんこにのみ、さか〜にゃは自分の名前が彫り込まれた包丁を渡します。どれくらいの修行になるのかはわかりません。でも、いつかジジは職人になるにゃんこなのです。

ニックネーム かつぶし at 00:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする